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機能659

 区分設定セル色塗り

 セルを階級区分別に色分けしたい!

  データの階級区分を調べてセルを色分けします。  

 
「男女計」のデータを5つの階級区分に分類してセルに色を塗ります
 ■ 階級区分を調べてセルに色を塗る


は区分番号を表します。上記の例では、セルを区分別に赤系のグラデーションで色塗りしています。
 
 

 
 
  ボタンをクリックすると機能メニューが表示されます。
 
 
 
 ■ 機能メニュー
 
 

処理対象のセル範囲を選択してから「実行」をクリックすると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 条件設定ダイアログボックス
 
 

 
 
 
 区分範囲の指定
 
  当機能では、最大10の階級でデータを区分することができます。
各区分の値の範囲は、 以上 未満 のテキストボックスに指定します。分類する階級区分の数は、 区分数 のスピンボタン
)で指定します。 (※既定の区分数は 5 です。)
範囲自動設定]ボタンを利用すると、処理対象のデータと区分数から適当な値を自動設定します。

範囲設定クリア]ボタン で、以上〜未満のテキストボックスに入力されている値を全て消去します。
該当件数」ボタンを利用すると、各区分の値範囲に該当するデータ数を 件数 の欄に表示します。
 
 
 

 

 
「範囲自動設定」
の処理方法
データの度数分布を区分数で分割した時の境目の値を求め、区分の範囲の以上〜未満の値を自動的に設定します。この場合、各区分に該当するデータの件数は、ほぼ等しくなります。
 
詳細は、ExcelのPERCENTILE関数のヘルプを参照してください。
 
 
 
 
 
 
 データの最大値と最小値
 
  処理対象データの最大値と最小値は、データ欄に表示され、区分の値を指定する際の参考にすることができます。
最大値と最小値の項目名を参照する場合は、項目名オフセットを指定します。「項目名オフセット」とは、項目名が該当セルから何列離れているかを指定するもので、データセルの右側はプラス、左側はマイナスの列数を指定します。一般的にデータの項目名は、表の左端に位置する場合が多いので、項目名オフセットは、マイナスの値となります。
 
 
 
 ■ 項目名オフセット
 
 
 
 
 

上記のような表データで「男」を処理対象のセル範囲にした場合、項目名「都道府県」表示する場合は、以下のように指定します。



 
 
 
 区分表示
 
  セルデータの階級区分 を 白抜きのマーク()、あるいは、数値で表示します。
区分マーク表示]をクリックすると、セルの左端に区分マークを表示します。
 
 
 
 ■ 区分マーク表示
 
 

※区分マークは図として表示されます。区分マークは、区分マーク消去]で消すことができます。
 
 
  階級区分を数値としてセルに記入する場合は、区分記入]ボタンを使用します。記入位置は、あらかじめ、区分記入オフセットのスピンボタンで指定しておきます。



※区分記入オフセットには、データセルからの列数を指定します。上記の例のオフセット 1 は、データセルの一つ右のセルを表します。
 
 
 
 ■ 区分記入
 
 

 
 
 
 セル色の指定
 
  階級区分別にセルに色を塗る場合は、各区分の ボタンで色を指定します。ボタンをクリックすると、次のような色指定のダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 色指定ダイアログボックス
 
 

色を指定する場合は、色のボタンをクリックします。グラデーション欄の左端のボタンをクリックすると、10段階のグラデーションを一括して指定することができます。
 
 
 
 ■ グラデーションの一括指定
 
 

※各区分に指定された色は、 セル色に表示されます。
ボタンをクリックすると、色の指定を初期設定(赤系グラデーション)に戻すことができます。
 
 
 

Excel2003では、使用可能な色数の制限があり、一部グラデーションの色が再現できません。  
 
セルに色を塗る場合は、条件設定ダイアログボックスの[実行]をクリックします。
 
 



関連機能
機能079:セルの数値色分け
機能242:データのランク分け
機能400:セル値でセル色塗り



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2015.01.23/2017.06.25