地図グラフ

機能678

 白地図色塗り

 白地図を色やパターンで塗り分けたい!

  数値データの大きさや、文字データの種類に応じて白地図を色やパターンで塗り分けます。塗り絵のように白地図に色を塗ることもできます。
機能に同梱される白地図は こちら でご確認ください。
 

 

当機能で作成した地図グラフのサンプルがご覧いただけます。
「Excelで地図グラフ」
http://mapgraph.blog.fc2.com/
都道府県別人口を5つのランクに分けて日本地図を色分けします。
 ■ 日本地図の色分け


 
   
◆INDEX
 
 
  [1] 基本操作手順  
    グラフ化するデータがあり、データの大きさや種類によりエリアを塗り分ける場合は、こちらの説明を参照してください。  
    @ 白地図を読み込む
A データを入力する
B「データ処理」を実行する
C エリアの色塗りを実行する
D エリア名を表示する
E 凡例を表示する
 
       
  [2] 手動操作による白地図の色塗り  
    エリアを指定して色を塗る「塗り絵」のような手動操作で白地図を塗り分ける場合は、こちらの説明を参照してください。  
    @ 白地図を読み込む
A エリアに色を塗る
 1.複数のエリアに一括して色を塗る
 2. 1クリックで連続して色を塗る
 3.地図上でエリアを指定して色を塗る

※エリア名、データ、凡例の表示は、[3]機能詳細説明の C 付加表示D 凡例表示 をご覧ください。
 
       
  [3] 機能詳細説明  
    @ 新規作成
 1.白地図シートの読み込み
 2.データシートの構成
A データ処理
 1.処理可能なデータの種類
 2.データ処理ダイアログボックス
 3.区分設定
  ・数値データの区分設定
  ・文字データの区分設定
 4.塗り色、パターンの設定
 5.地図グラフの描画
B エリア色塗り
 1.複数エリアの一括色塗り
 2.1クリック色塗り
C 付加表示
 C−1.エリア名表示
  ・別名の表示
 C−2.データ表示
 C−3.メモ表示
 C−4.表示順序設定
D 凡例表示
 1.データ処理で描画した地図グラフの凡例
 2.手動で作成した地図グラフの凡例
  ・テキストの引き継ぎ
 3.凡例の表示位置移動
 4.凡例のレイアウト調整
E 補助機能
 E−1.エリア原点表示
 E−2.地図要素選択
 E−3.クリップボードへコピー
 E−4.地図シートコピー
 E−5.凡例のグループ化
 E−6.地図シート初期化
F エリアポップアップメニュー
 
       
     
   
 
グラフ化するデータの大きさや種類によりエリアを塗り分けます。
 
 
 

@ 白地図を読み込む
A データを入力する
B「データ処理」を実行する
C エリアの色塗りを実行する
D エリア名を表示する
E 凡例を表示する
 
 
  ボタンをクリックすると機能メニューが表示されます。
 
 
   
 

 
 
 
 @ 白地図を読み込む 
 
  機能メニュー 新規作成」をクリックして地図グラフの下絵にする白地図を読み込みます。


次のようなダイアログボックスが表示されますので、読み込む白地図を指定します。
 
 
 
 ■ 白地図の指定
 
 
 
 
 

「白地図一覧」には、地図グラフに付属している白地図、及び、オプション地図として別途ご購入いただいた白地図の一覧が表示されます。  
     
  白地図を指定して[読み込み]ボタンをクリックすると、新しいシート(地図シート)が挿入されて白地図が読み込まれます。
次のようなダイアログボックスが表示されますので、地図シートに適当な名前を付けます。
 
 
 
 ■ 地図シート名の指定
 
 
 
 
 

地図シート名の既定値は白地図名です。(同名の地図シートが存在する場合は連番が付与されます。)  
     
 
 ■ 地図シート
 
 
 
 
  白地図の読み込み時に、地図シート名と同名で ".DAT" が末尾に付加されたデータシートも同時に挿入されます。
 
 
 

上記の例のように地図シート名に「都道府県別人口」という名前を付けた場合、データシートの名前は「都道府県別人口.DAT」になります。  
 
 
 
 
 A データを入力する 
 
  次に、データシートにグラフ化するデータを入力します。
 
 
 
 ■ データシート
 
 
 
 
 

データシートの「エリア名」列は白地図に収録されているエリア名が自動的に転記されます。  
 
 
 
 
 B「データ処理」を実行する 
 
  地図シート、あるいはデータシートを選択状態にしてから、機能メニュー データ処理」を実行してデータの区分設定や、エリアを塗る色などを設定します。


次のようなダイアログボックスが表示されますので、グラフ化の仕様を設定します。
 
 
 
 ■ データ処理ダイアログボックス
 
 

最初に「データ処理」を実行した場合は、既定値により自動的に区分や塗り色等が設定されます。

 
 
 
 C エリアの色塗りを実行する 
 
  データ処理ダイアログボックスで区分や塗り色等の地図仕様を設定後、[地図描画]ボタンをクリックすると地図グラフの描画を実行します。
 
 
 
 ■ 地図グラフの描画
 
 

 
 
 
 D エリア名を表示する 
 
  地図グラフに各エリアの名称を表示する場合は、機能メニュー 付加表示」の「エリア名表示」を実行します。


 
 
 
 ■ エリア名表示
 
 
 
 
 

付加表示としてエリア名の他、グラフ化したデータ、エリアに関連したメモを表示することができます。
※エリア名、データ、メモは組み合わせて表示することもできます。
 
     
 
 ■ データ表示
 
 

 
 
 
 E 凡例を表示する 
 
  地図グラフに凡例を表示する場合は、機能メニュー 凡例表示
を実行します。

 
 
 
 ■ 凡例表示
 
 

 
 
   
 
白地図を見ながらエリアを指定して色を塗る「塗り絵」のような手動操作で白地図を塗り分けます。
 
 
 

「データ処理」を実行して地図グラフを描画した地図には、以下で説明する手動操作によるエリアの色塗りは実行できません。(データ処理と地図グラフの整合性を保つための制限です。)データ処理を実行して作成した地図グラフに対して、敢えて「手動操作による色塗り」をしたい場合は、データ処理のダイアログボックスで[仕様クリア]を実行してください。  
     
 

@ 白地図を読み込む
A エリアに色を塗る
 1.複数のエリアに一括して色を塗る
 2. 1クリックで連続して色を塗る
 3.地図上でエリアを指定して色を塗る
 
 
 
 @ 白地図を読み込む 
 
  [1]基本操作手順の @白地図を読み込む を参考にして、地図グラフの下絵にする白地図を読み込みます。
 
 
 
 ■ 地図シート
 
 

 
 
 
 A エリアに色を塗る 
 
  「塗り絵」のようにエリアに色を塗る方法は3つあります。

1.複数のエリアに一括して色を塗る
2.1クリックで連続して色を塗る
3.地図上でエリアを指定して色を塗る

 
 
 
1.複数のエリアに一括して色を塗る
 
  複数のエリアを同じ色で塗る場合は、機能メニュー エリア色塗り」を実行します。


次のようなダイアログボックスが表示されますので、色塗りするエリアにチェックを入れ、[色の選択]ボタンで塗り色の指定後に[適用]ボタンをクリックします。



 
 
 
 ■ 複数のエリアに一括して色塗り
 
 

 
 
 
2. 1クリックで連続して色を塗る
 
  白地図上でクリックされたエリアをあらかじめ指定された色で塗ります。


機能メニュー エリア色塗り」を実行 すると表示されるダイアログボックスで、@ 塗り色(必要であれば、パターン、背景色)を指定後、A「1クリック色塗り」にチェックを入れます。



以降、白地図上でエリアをクリックすると指定された色とパターンでエリアに色を塗ります。
 
 
 
 ■ 1クリック色塗り
 
 
 
 
  「1クリック色塗り」の状態を解除する場合は、「エリア色塗り」のダイアログボックスを表示して、「1クリック色塗り」のチェックを外します。

 
 
 
3.地図上でエリアを指定して色を塗る
 
  1クリック色塗り」が OFF の場合、白地図でエリアをクリックすると、次のようなポップアップメニューが表示されます。



既定の色とパターンでエリアを塗る場合は、ポップアップメニューの上から2番目の項目(「〜」で塗る)をクリックします。 既定の塗り色、パターン、背景色を変更する場合は、メニューの該当項目をクリックして設定を変更します。
 
 
 

エリア名、データ、凡例の表示は、[3]機能詳細説明 の C 付加表示D 凡例表示 をご覧ください。  
 
 
 
   
 
 @ 新規作成
 A データ処理
 B エリア色塗り
 C 付加表示
 D 凡例表示
 E 補助機能
 F エリアポップアップメニュー
 
 
 
 @ 新規作成 
 
 

地図グラフを作成する最初の作業です。

 1.白地図シートの読み込み
 2.データシートの構成
 
 
 
1.白地図シートの読み込み
 
  地図グラフ作成の最初のステップは、地図グラフの下絵となる白地図シートを読み込む作業になります。機能メニューで「新規作成」を実行すると、読み込む白地図を指定するダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 白地図の指定
 
 
 
 
 

「白地図一覧」には、地図グラフに付属している白地図、及び、オプション地図として別途ご購入いただいた白地図の一覧が表示されます。  
     
  白地図を指定して[読み込み]ボタンをクリックすると、新しいシートが挿入されて白地図が読み込まれます。
次のようなダイアログボックスが表示されますので、地図シートに適当な名前を付けます。
 
 
 
 ■ 地図シート名の指定
 
 
 
 
 

地図シート名の既定値は白地図名です。(同名の地図シートが存在する場合は連番が付与されます。)  
 
下記の例は白地図「日本地図」を読み込み、地図シートに「都道府県別人口」という名前を付与したものです。
 
 
 
 ■ 地図シート
 
 
 
 
  白地図の読み込み時に、地図シート名と同名で ".DAT" が末尾に付加されたデータシートも同時に挿入されます。
 
 
 

上記の例のように地図シート名に「都道府県別人口」という名前を付けた場合、データシートの名前は「都道府県別人口.DAT」になります。  
 
 
 
 
2.データシートの構成
 
 

白地図シートの読み込み時に、データシートが挿入されます。シート名は、地図シート名+.DAT となります。
「エリア名」列には読み込んだ白地図に収録されているエリア名が自動的に記入されます。グラフ化するデータは、「データ」列に入力します。
 
 
 

行1、列C〜E はシステムで使用するため非表示になっています。  
 

行2の各項目名は変更、削除しないでください。  
     
     
 
 A データ処理 
 
 

データシートに入力されたデータを基に、区分設定やエリアの塗り色などを指定します。

 1.処理可能なデータの種類
 2.データ処理ダイアログボックス
 3.区分設定
  ・数値データの区分設定
  ・文字データの区分設定
 4.塗り色、パターンの設定
 5.地図グラフの描画
 
 
 
1.処理可能なデータの種類
 
  データシートの「データ」列に入力可能なデータは次の2種類です。  
  ■数値データ  
  人口や売上など、数値でエリア属性の大きさを表す種類のデータ
 
 
  ■文字データ  
  反対/賛成 や ○/×/△、A/B/C など、文字でエリアの属性を表す種類のデータ
 
 
 
2.データ処理ダイアログボックス
 
  処理対象のデータの種類に応じて、次の2種類のダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 数値データのダイアログボックス
 
 
 
 
 
 ■ 文字データのダイアログボックス
 
 

 
 
 
3.区分設定
 
  数値データの区分設定
文字データの区分設定
 
 
   ・数値データの区分設定  
  数値データは、以上〜未満の値の範囲を指定して、最大10の区分を設定することができます。
 
 
 
 ■ 区分設定(数値データ)
 
 

上記の例は、5つの区分を設定したものです。第1区分の以上 と、最終区分の未満 を空欄にすると、それぞれ最小値と最大値が設定されたものとされます。
データ処理を最初に実行した場合、区分数 5 で、以上、未満の値が自動的に設定されます。値の範囲を変更する場合は、それぞれの欄に値を入力します。
区分数を変更する場合は、スピンボタン()をクリックして数を増減します。[範囲自動設定]で区分数に応じた値の範囲を自動的に設定することができます。

ダイアログボックスの下部には、値の範囲設定の参考用にデータの最大値と最小値、該当するエリア名が表示されます。



 
 
   ・文字データの区分設定  
  文字データは、データの種類に応じて、最大10の区分を設定することができます。
 
 
 
 ■ 区分設定(文字データ)
 
   
 
上記の例は、3つの区分を設定したものです。
データ処理を最初に実行した場合、データを集計して件数の多い順にデータ区分が自動的に設定されます。
 
 
 

 

 
文字データの種類が11種類以上ある場合は、次のようなメッセージが表示されます。
 


このような場合は、次に説明する「その他」のデータ区分を使ってデータを集計することができます。
 
 
     
  データ区分を設定する場合は、 ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューからデータを選択します。


 
 
 

 

 
ポップアップメニューにはデータとデータ件数が表示されます。
その他」を選択すると、既に設定されているデータ以外のデータが集計されます。たとえば、A、B、C、D、E の 5種類のデータがあり、データ区分として A、B、C、「その他」 が指定された場合、「その他」には D、E のデータが該当することになります。
 
 
     
 
4.塗り色、パターンの設定
 
  各区分に属するエリアの塗り色、パターン(及びその背景色)は、 及び をクリックして表示されるダイアログボックスで指定します。
 
 
 
 ■ 塗り色、パターン、パターン背景色の指定
 
 
 
 
 

塗り色、パターン、背景色を既定値に戻す場合は、各設定項目の最下行にある をクリックします。  
     
   
 
すべての区分に同じ色、パターンを指定する場合は、見出しのテキストをクリックします。
 
 
 
 ■ 全区分の色、パターンの一括指定
 
 

「塗り色」の一括指定では、グラデーションを指定することができます。
 
 
 
 ■ 塗り色のグラデーション指定
 
 
 
 
 
 ■ グラデーションによる色塗りの例
 
 

 
 
 
5.地図グラフの描画
 
  設定した仕様で地図グラフを描画する場合は、データ処理ダイアログボックスの[地図描画]ボタンをクリックします。
設定した地図グラフの仕様はデータシートに保存され、次回の処理の既定値になります。
 
 
 

地図グラフを描画せずに仕様だけを保存する場合は、[仕様保存]ボタンをクリックします。  
 
 
 
 
 B エリア色塗り 
 
 
複数のエリアに一括して色を塗る場合は、機能メニュー エリア色塗り」を実行します。

 1.複数エリアの一括色塗り
 2.1クリック色塗り
 
 
 

 

 
仕様クリア

処理の整合性を保つため、「データ処理」を実行して描画された地図には「エリア色塗り」を実行することはできません。

この場合、メニュー項目は上記のように淡色表示となり、実行できない状態になります。

敢えてデータ処理の描画結果を変更する場合は、「データ処理」ダイアログボックスの[仕様クリア]を実行してください。

 
 
     
 
1.複数エリアの一括色塗り
 
  エリア色塗り」を実行すると次のようなダイアログボックスが表示されますので、色塗りするエリアにチェックを入れ、塗り色、パターンの指定後に[適用]ボタンをクリックします。
 
 
 
 ■ 「エリア色塗り」ダイアログボックス
 
 

適用]ボタンをクリックすると、チェックされたエリアが指定された色とパターンで塗られます。
 
 
 
 ■ 複数エリアの一括色塗り
 
 
 
 
 

 

 
処理エリアの選択方法として、「拡張選択」を指定することができます。
 

 
拡張選択」では、[Shift]キーを押しながらクリックするか、または、
[Shift]キーを押しながら方向キーを押すと、現在選択されているエリアを始点として一連の連続したエリアを選択することができます。
エリアの選択/選択解除を個別に行う場合は、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。
 
 
 
 
 
 
2.1クリック色塗り
 
  エリアをクリックするだけで連続して色塗りを行うことができます。
ダイアログボックスで、@ 塗り色とパターンを指定後、A「1クリック色塗り」にチェックを入れます。
 
 
 
 ■ 1クリック色塗りの実行
 
 

以降、白地図上でエリアをクリックすると指定された色とパターンでエリアに色を塗ります。
 
 
 
 ■ 1クリック色塗り
 
 

「1クリック色塗り」の状態を解除する場合は、「エリア色塗り」を再度実行して、ダイアログボックスの「1クリック色塗り」のチェックを外します。
 
 
 

1クリック色塗り」が OFF の場合、地図上でエリアをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。このメニューの詳細は、F エリアポップアップメニュー をご覧ください。  
     
 
 C 付加表示 
 
 

地図上にエリア名、データ、メモなどを表示することができます。

 C−1.エリア名表示
   別名の表示
 C−2.データ表示
 C−3.メモ表示
 C−4.表示順序設定
 
 
 
 C−1.エリア名表示 
 
 
エリア名表示」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。エリア名を表示するエリアにチェックを入れ、フォント書式の指定後に[適用]ボタンをクリックします。
 
 
 
 ■ 「エリア名表示」ダイアログボックス
 
 

適用]ボタンをクリックすると、チェックされたエリアのエリア名が表示されます。
 
 
 
 ■ エリア名の表示
 
 

 
 
 
別名の表示
 
  エリア名に代わって「別名」を表示する場合は、データシートの「別名」列にあらかじめエリア名の代わりに表示する別名を入力しておきます。
下図の例は、都道府県名から 都、府、県 を除いたエリア名を「別名」として入力したものです。
 
 
 
 ■ 別名の入力
 
 

別名を表示する場合は、ダイアログボックスの「別名を表示する」にチェックを入れます。
 
 
 
 ■ 別名の表示
 
 

次の図は、アメリカ50州の白地図を下絵とした地図グラフの例です。
 
 
 
 ■ 州の略語を別名で表示
 
 

別名として州の略語を記入してエリア名として表示しています。
この場合のデータシートは次のようになります。



 
 
 
 C−2.データ表示 
 
 
データ表示」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。データを表示するエリアにチェックを入れ、フォント書式の指定後に[適用]ボタンをクリックします。
 
 
 
 ■ 「データ表示」ダイアログボックス
 
 

適用]ボタンをクリックすると、チェックされたエリアのデータが表示されます。
 
 
 
 ■ データの表示
 
 

 
 
 
 C−3.メモ表示 
 
 
エリア名(または、別名)、データの他に、エリアに関連したメモを地図上に表示することができます。
 
 
 

メモを表示する場合は、データシートの「メモ」列にあらかじめ表示する文字を入力しておきます。  
     
 
 ■ メモの入力
 
 
 
 
  メモ表示」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。メモを表示するエリアにチェックを入れ、フォント書式の指定後に[適用]ボタンをクリックします。
 
 
 
 ■ 「メモ表示」ダイアログボックス
 
 

適用]ボタンをクリックすると、チェックされたエリアのメモが表示されます。
 
 
 
 ■ メモの表示
 
 

 
 
 
 C−4.表示順序設定 
 
 
付加表示の表示順序を設定することができます。
 
 
 
 ■ 表示順序設定ダイアログボックス
 
 

付加表示の各項目は、エリア原点を基準に表示されます。
 
 
 
 ■ 付加表示の表示位置
 
 

上図のように、エリア原点を基点に、付加表示の表示数に応じて表示位置は自動的に調整されます。
表示順序の既定値は、エリア名、データ、メモの順ですが、当機能で順序を変更することができます。
 
 
 
 ■ 付加表示の表示順序
 
 

 
 
 
 D 凡例表示 
 
 
塗り色の凡例を表示する場合は、「凡例表示」を実行します。

 1.データ処理で描画した地図グラフの凡例
 2.手動で作成した地図グラフの凡例
  ・テキストの引き継ぎ
 3.凡例の表示位置移動
 4.凡例のレイアウト調整
 
 
 
1.データ処理で描画した地図グラフの凡例
 
  データ処理」を実行して描画した地図グラフの場合、凡例表示を実行すると、次のような確認メッセージが表示されます。



はい]をクリックすると、凡例の表示位置を指定するダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 凡例の表示位置指定
 
 

凡例の構成は、次のようになっています。
 
 
 
 ■ 凡例の構成
 
 

塗り色と区分設定の値範囲は、データ処理で指定したものがそのまま表示されます。タイトルとコメントは、データ処理ダイアログボックスの[タイトル・コメント]ボタンであらかじめ指定しておきます。
 
 
 
 ■ タイトルとコメントの指定
 
 
 
 
 

 

 
タイトルとコメントの既定値は上図のように設定されています。
表示が不要な項目は空欄にしてください。

 
 
     
 
 ■ 凡例の表示
 
 

 
 
 
2.手動で作成した地図グラフの凡例
 
  エリア色塗り」等を実行して手動で作成した地図グラフの場合、凡例表示を実行すると、次のような確認メッセージが表示されます。

 
 
はい]をクリックすると、凡例の表示位置を指定するダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 凡例の表示位置指定
 
 

凡例の構成は、次のようになっています。
 
 
 
 ■ 凡例の構成
 
 
 
 
 

上図の文字(テキスト)の部分は凡例の既定値です。  
     
  塗り色は、同色で塗られているエリア数が多い 順に表示されます。
文字の部分は、Excelのテキストボックスで表示されていますので、自由に記述内容を入力することができます。タイトルやコメントが不要な場合は削除してください。
 
 
 
 ■ 凡例の編集
 
 

 
 
   ・テキストの引き継ぎ  
  凡例のテキスト(タイトル、色の説明、コメント)@ を編集した状態 A で、再度「凡例表示」を実行すると、テキストの内容が引き継がれた状態で新たな凡例 B が表示されます。
テキストを引き継がずに、既定のテキストで凡例を表示する場合は、既存の凡例を削除してから「凡例表示」を実行してください。
 
 
 
 ■ テキストの引き継ぎ
 
   
     
 

凡例のテキスト引き継ぎは、手動で作成した地図グラフで適用されます。  
 
 
 
 
3.凡例の表示位置移動
 
  凡例はグループ化されていますので、ドラッグして表示位置を変更することができます。
 
 
 
 ■ 凡例の表示位置変更
 
 

 
 
 
4.凡例のレイアウト調整
 
  凡例表示」機能で表示される凡例は、各表示要素が自動的にレイアウトされグループ化されます。凡例のグループを解除することにより、凡例のレイアウトを調整することができます。
 
 
 
 ■ 凡例のグループ化解除
 
 

凡例を右クリックすると表示されるショートカットメニューで
グループ化」−「グループ解除」を実行します。
 
 
 
 ■ 凡例のレイアウト変更
 
 

グループを解除することにより、凡例の各要素の位置やサイズを変更することができるようになります。
上記の例では、凡例の外枠やテキストのサイズを変更しています。

凡例のレイアウト調整後は、機能メニューの「補助機能」−「凡例のグループ化」で凡例の各要素をグループ化してください。

 
 
 
 E 補助機能 
 
 

補助機能」では、地図グラフを作成する際の補助的な機能を実行します。

 E−1.エリア原点表示
 E−2.地図要素選択
 E−3.クリップボードへコピー
 E−4.地図シートコピー
 E−5.凡例のグループ化
 E−6.地図シート初期化
 
 
 
 E−1.エリア原点表示 
 
 
「エリア原点」の表示/非表示は、機能メニュー「エリア原点表示」のクリックの繰り返しで指定します。



「エリア原点」とは、エリアの中心位置を示す点であり、エリア名、データ、メモ等の付加表示を表示する際の基準点になります。エリア原点を移動することにより、任意の位置にエリア名等を表示する事ができるようになります。
 
 
 
 ■ エリア原点の移動
 
 

エリア原点を移動する場合は、「エリア原点表示」をクリックして、非表示になっているエリア原点を表示し、原点を選択してから任意の位置にドラッグします。この時、エリア原点が選択しやすいように、エリア名等の付加表示は非表示にしておくとよいでしょう。

 
 
 
 E−2.地図要素選択 
 
 
特定の地図要素を一括して選択状態にする事ができます。一部の地図要素をコピーしたり、一括して移動したりする場合に利用することができます。
機能メニューで「地図要素選択」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 
 
 ■ 「地図要素選択」ダイアログボックス
 
 

選択する地図要素にチェックを入れて[実行]ボタンをクリックすると、指定された地図要素が選択状態になります。
 
 
 
 ■ エリア名の一括選択
 
 

上図の例は、地図グラフのエリア名を一括して選択したものです。

白地図の線色や線の太さを変更する場合は、地図要素で「地図」を指定してから、Excelの「書式」−「図形の枠線」で色や太さを指定してください。
 
 
 
 ■ 白地図の線色の指定
 
 

 
 
 
 E−3.クリップボードへコピー 
 
 
作成した地図グラフをクリップボードへコピーすることができます。クリップボードへコピーした地図グラフの画像データは、他のアプリケーションへ貼り付ける事ができます。
 
 
 
 ■ 地図グラフをクリップボードへコピー
 
 
 
 
 

当機能では、アクティブシートの全図形がクリップボードへコピーされます。シートの一部をクリップボードへコピーする場合は、セル範囲を指定してExcelのコピー機能を使ってください。  
     
 

地図グラフをExcelのシートにコピーする場合は、「補助機能」−「地図要素選択」を実行して図形を選択後、Excelのコピー、貼り付けを実行してください。  
     
 

地図グラフをパワーポイントやワードで使用する場合の操作手順は、以下のページを参考にしてください。
地図グラフの画像をパワーポイントで利用する方法
 
 
 
 
 
 E−4.地図シートコピー 
 
 
地図シートと関連するデータシートのコピーを作成します。コピー元の地図シートをアクティブにして機能を実行してください。
 
 
 
 ■ 地図シートのコピー
 
 

コピーされた地図シートとデータシートは、同じような仕様の地図グラフを作成する際のテンプレートとして利用することができます。

 
 
 
 E−5.凡例のグループ化 
 
  凡例のグループ化を解除して編集、レイアウト調整をした後、凡例の再グループ化を行います。
 
 
 
 ■ 凡例のグループ化
 
 

凡例の各要素をグループ化することにより、ドラッグによる凡例の表示位置移動を行うことができます。

 
 
 
 E−6.地図シート初期化 
 
 
地図シートの地図グラフをクリアして白地図の状態に戻します。
 
 
 
 ■ 地図シートの初期化
 
 

この機能を実行すると、エリアの塗り色、付加表示や凡例は全て消去されます。なお、変更した白地図のエリア線色や太さ、エリア原点の位置、関連するデータシートのデータや保存されている地図仕様はそのまま残ります。

 
 
 
 F エリアポップアップメニュー  
 
  地図シートでエリアをクリックすると、次のようなポップアップメニューが表示されます。
 
 
 
 ■ エリアポップアップメニュー
 
 
 
 
  エリア名が表示されます。  
  既定の色でエリアを塗ります。  
  塗り色の指定を行うダイアログボックスが表示されます。  
  パターンの指定を行うダイアログボックスが表示されます。  
  パターンの背景色の指定を行うダイアログボックスが表示されます。  
  エリア名の表示/非表示を指定します。  
  エリアのデータが表示されます。データを編集する場合は、テキストボックスにデータを入力します。  
  データの表示/非表示を指定します。  
  エリアのメモが表示されます。メモを編集する場合は、テキストボックスにメモを入力します。  
  メモの表示/非表示を指定します。  
     
 

のメニュー項目は、「データ処理」を実行して地図グラフが描画された地図シートでは淡色表示となり、実行できません。  
     
 

のテキストボックスにデータ、メモを入力した場合は、[Enter]または[Tab]キーで入力を確定してください。  
     

  同梱される白地図
当機能(機能678)を単体でご注文の場合は、
日本地図1日本地図2日本地図3が同梱されます。
以下の機能には当機能のアドインと処理対象地域の白地図が同梱されます。(日本地図は同梱されません。)
機能422:アジア地図色塗り(機能678+アジア地域地図
機能426:ヨーロッパ地図色塗り(機能678+ヨーロッパ地域地図
機能430:世界地図色塗り(機能678+世界地図
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