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その他 |
機能345 |
ボタン作成マクロ2 |
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ドロップダウン形式のメニューを表示したい! |
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ドロップダウン形式のメニューを表示するツールボタンを作成するマクロをブックに挿入します。オリジナルのマクロをメニュー項目のクリックで実行する環境を簡単に作成することができます。 | |||
こんな時に使います! |
ドロップダウンメニューを表示するマクロをブックに挿入します。
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■ 既定のツールボタンとドロップダウンメニュー
機能を実行すると、現在作業中のブックにツールボタンを作成するマクロを挿入します。 上図はマクロが作成する既定のボタンです。ボタンをクリックすると、2つのメニュー項目を持つドロップダウン形式のメニューが表示されます。 マクロを編集して、ボタンやメニュー項目のアイコンやキャプションを自由に変更することができます。
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挿入されるマクロ一覧
この機能を実行すると、現在作業中のブックに次のマクロが挿入されます。 |
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マクロ挿入位置 |
No. |
マクロ名 |
ThisWorkbook |
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Workbook_Open |
Workbook_BeforeClose | ||
標準モジュール | FF_AddMenuItem2CmdBar | |
FF_CreateCmdBar | ||
FF_DeleteUserDefMenuItem | ||
FF_IsCmdBarExist | ||
FFCreateUserDefToolButton2 | ||
FFDeleteUserDefToolButton2 | ||
MyMacro1 | ||
MyMacro2 | ||
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、
は Microsoft Excel Objects の ThisWorkbookに、また、
〜
は、新規に作成される標準モジュール(Module)に挿入されます。 |
◆
マクロの機能
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No. |
機 能 |
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ブックを開いた時に自動実行されるイベントプロシージャです。ツールボタンを作成するマクロ FFCreateUserDefToolButton2 を呼び出します。 |
ブックを閉じる時に自動実行されるイベントプロシージャです。ツールボタンを削除するマクロ FFDeleteUserDefToolButton2 を呼び出します。 | |
ツールバーにツールボタンを追加するマクロです。 | |
ユーザー定義のツールバーを作成するマクロです。 | |
ツールボタンを削除するマクロです。 | |
ツールバーの存在の有無をチェックするマクロです。 | |
ツールボタンを作成するマクロです。 | |
ツールボタンを削除するマクロです。 | |
サブメニューがクリックされた時に実行されるマクロです。 | |
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新規ブックにマクロを挿入する場合は、一度ブックを保存してから機能を実行してください。 |
マクロを挿入するブックのプロジェクトがパスワードで保護されている場合は、パスワードを入力し、マクロが閲覧、編集可能な状態にしてから機能を実行してください。 | ||
Excel2002以降のバージョンでは、「ツール」−「マクロ」−「セキュリティ」を実行すると表示されるダイアログボックスの「信頼のおける発行元」タブにおいて、「Visual
Basicプロジェクトへのアクセスを信頼する」にチェックをいれてください。 |
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ボタン、サブメニューのデザインを変更するには
ボタン及びサブメニューのデザインの初期設定は、次のようになっています。 |
■ボタンの初期設定 |
デザイン |
No. |
初期設定 |
備 考 |
キャプション |
MyButton2 | ボタンの上に表示される文字 | |
ツールチップ | MyButton2 | ボタンの機能説明 |
■サブメニューの初期設定 |
デザイン |
No. |
初期設定 |
備 考 |
キャプション |
MyMenu1 | メニュー項目名 | |
マクロ |
MyMacro1 |
メニュー項目がクリックされた時に実行される マクロ名 |
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アイコン |
FaceId が 42 のアイコン |
ボタンのデザインを変更する場合は、 マクロ FFCreateUserDefToolButton2 の以下の部分を編集します。 |
■ FFCreateUserDefToolButton2
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次図のようなデザインのボタン、メニュー項目を作成する場合は、FFCreateUserDefToolButton2 を次のように書き換えます。 マウスカーソルをボタンの上に移動するとツールチップが表示されます。 ボタンをクリックするとメニューが表示されます。 |
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上記の例では、メニュー項目がクリックされた時に実行するマクロとして EditReport、PrintReport、SaveReport を設定しています。これらのマクロは、ユーザーが独自の仕様に基づいて作成します。 |
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Excel には、ユーザーが利用可能なアイコンが多数組み込まれています。このアイコンを利用する場合は、FaceId
と呼ばれるアイコンの識別番号を指定します。 FaceId の一覧は、アイコンイメージ一覧 をご覧ください。 |
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ボタンのキャプションを変更した場合は、ツールボタンを削除するマクロ FFDeleteUserDefToolButton2 の の部分を ボタンのキャプションにします。 |
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サブメニューを表示する場合は、FFCreateUserDefToolButton2 を次のように記述します。 |
■ サブメニューの表示
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関連機能 |
機能059:ツールボタン自動作成 |
類似機能 |
機能333:ボタン作成マクロ1 機能354:ボタン作成マクロ3 |
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2007.04.26/2017.06.10 |