地図グラフ

機能377

 日本地図色塗り

 日本地図を塗り絵感覚で色分けしたい!
 
機能の概要説明の動画がご覧いただけます。
<お知らせ>
 ※ 2016.03.28 を以て当機能の販売は終了いたしました。

 ※ 当機能の後継である「機能678:白地図色塗り」では、
   機能232:地図色塗り1、機能243:地図色塗り2、機能377:日本地図色塗り
   を統合した機能を提供しております。

 都道府県の各エリアを指定された色で塗り分けます。

 
 
 
当機能の説明は、以下の地図色塗り機能の説明を兼ねています。
下記機能をご利用の方は、「日本地図」を各地域の地図名に読み替えてください。
 
 

機能422:アジア地図色塗り、機能426:ヨーロッパ地図色塗り、
機能430:世界地図色塗り、機能445:アメリカ地図色塗り 

「機能377:日本地図色塗り」機能概要の動画

 
茨城、群馬、千葉、神奈川、富山の各県をオレンジ色で塗ります
 ■ 指定されたエリアの色塗り




 

 
準備作業
エリアの色塗り
エリア名の表示
データ表示
凡例表示
地図要素の選択
エリア原点表示
パターン指定
一括処理
オプション白地図の使用
 

 
 
 

機能メニューの「白地図のコピー」を実行して、アクティブブックに白地図をコピーします。

 
■ 白地図のコピー

   
 
  都道府県別に区分けされた白地図がコピーされます。


 

白地図のコピー」の実行時、シート名を指定するダイアログボックスが表示されます。白地図シートのシート名を入力してください。
白地図のコピーを実行すると、データ表示用のシート(シート名は、白地図シート名+".DAT")も同時に挿入されます。
 



 エリアに色を塗る方法は2つあります。
 

  複数のエリアに一括して色を塗る


複数のエリアを同じ色で塗る場合は、機能メニューで「塗り色の指定」を実行します。



次のようなダイアログボックスが表示されますので、色塗りするエリアにチェックを入れ、[色の選択]ボタンで塗り色の指定後に[適用]ボタンをクリックします。



 
 ■ 塗り色の指定


チェックされたエリアが指定された色で塗られます。

 

  地図上でエリアを指定して色を塗る


エリアをクリックするとポップアップメニューが表示されます。


 
既定の色でエリアを塗る場合は、ポップアップメニューの上から2番目の項目をクリックします。塗り色を指定する場合は、上から3番目の「塗り色の指定」を実行します。

この他、一括処理 によるエリアの色塗りもサポートしています。

 

色塗りしたエリアのエリア名(都道府県名)を表示する事ができます。
 

  複数のエリア名の表示を一括して指定する

 
複数のエリア名の表示を一括して指定する場合は、機能メニューで「エリア名表示の指定」を実行します。



次のようなダイアログボックスが表示されますので、エリア名を表示するエリアにチェックを入れ、[適用]ボタンをクリックします。



チェックされたエリアのエリア名が表示されます。



 
 
フォントの設定
 
エリア名の表示フォントを設定する場合は、[フォント設定]ボタンをクリックします。
 
 ■ フォントの設定


 
都、府、県の表示を省略する
東京都の「都」、大阪府、京都府の「府」、〜県の「県」の表示を省略する場合は、「都、府、県の表示を省略する」にチェックを入れます。
 
 ■ 都、府、県の表示を省略


 

 

 
機能445:アメリカ地図色塗り」では、州名を、日本語、英語、略語のいずれかで表示することができます。


 
 ■ 英語表示

 
 ■ 略語表示

 
 



地図上でエリア名の表示を指定する

 
 
エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューで「エリア名表示」を実行します。



 
 ■ エリア名表示の例



 

 データ表示 
  エリアに任意のデータを表示することができます。
 
データの入力方法


エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューの「データ」欄に表示するデータを入力します。
 
 ■ 表示データの入力

 
データ入力後は[Tab]キー、または[Enter]キーを押して入力を確定してください。
入力したデータは、「地図シート名+.DAT」というシートに保存されます。





機能メニューの「白地図のコピー」を実行すると、白地図シートとともに、データ入力用のシートが自動的にコピーされます。このシートにエリアに対応したデータを直接入力することもできます。
 
 ■ データ入力用シート

  

データ入力用シートのシート名は、「地図シート名+.DAT」になります。

 
データの表示
 
エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューの「データ表示」にチェックを入れると、データが表示されます。
 
 ■ データの表示指定

 
データの表示フォントの設定は機能メニューの「データ表示の指定」で行います。  

 
データ表示の指定
 
データの表示/非表示の設定を一括して行う場合は、機能メニューの「データ表示の指定」を実行します。
 
 ■ 機能メニュー


データ表示の指定」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ データ表示指定ダイアログボックス

 


 

データ表示のON/OFF(表示/非表示)を指定します。
全てのエリアを一括してON/OFFする場合は、[全て選択]ボタン、または[全て解除]ボタンを使います。
 

データ表示のフォントを設定する場合は、[フォント設定]ボタンを使います。
 

データ表示に関する設定を適用する場合は、[適用]ボタンを使います。
 
 ■ データ表示の例(データのみ表示)

 
 ■ データ表示の例(エリア名+データの表示)


 

 凡例表示 
   
色の意味を説明する凡例を表示する事ができます。機能メニューの
凡例表示」を実行すると、次のような凡例のテンプレートが表示されます。
 

 
 
  凡例のテンプレートが表示されます


凡例の文字の部分は、Excelのテキストボックスを使って作成されていますので、自由に記述内容を変更することができます。テーマやコメントが不要な場合は、削除してください。

テンプレートを編集して作成した凡例のサンプルを次に掲げます。
 


 

 地図要素の選択 
特定の地図要素を一括して選択状態にする事ができます。エリア名のフォントを一括して修正する場合や、地図グラフの画像をパワーポイントやワードで使用する場合に利用する事ができます。

機能メニューで「地図要素の選択」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 


地図要素にチェックを入れて[実行]ボタンをクリックすると、指定された地図要素が選択状態になります。
次の図は、エリア名を一括して選択した場合の例です。
 


エリア名を一括して選択状態にする事により、フォントサイズやフォントの色、表示位置を一度に変更することができます。
 

 

 
この機能で作成した地図の画像をパワーポイントやワードで使用する場合の手順は、以下のページを参考にしてください。
 
地図グラフの画像をパワーポイントで利用する方法
 

 エリア原点表示 
  「エリア原点」の表示/非表示を行う場合は、機能メニューの
エリア原点表示」をクリックします。
 
 ■ エリア原点表示


「エリア原点」とは、エリアの中心位置を示す点であり、エリア名、及び、データを表示する際の基準点になります。エリア原点を移動することにより、指定された任意の位置にエリア名 、及びデータを表示する事ができるようになります。
 
 ■ エリア原点


エリア原点を移動する場合は、「エリア原点表示」を実行して、非表示になっているエリア原点を表示し、原点を選択してから任意の位置にドラッグします。この時、エリア原点が選択しやすいように、エリア名は非表示にしておくとよいでしょう。

 
 

 パターン指定 
  エリアの色塗りにパターン(柄)を指定する場合は、塗り色の指定ダイアログボックスの「パターン」の箇所を操作します。
 
 ■ パターン指定

 
 

パターンの選択]ボタン をクリックすると、上記の右上のようなパターン選択用のウィンドウが表示されます。
 

背景色の選択]ボタン を押すと、右下のような色選択用のウィンドウが表示されます。パターンと背景色を指定することにより、より多彩な表現を行うことができます。
 
 

パターンの柄部分は塗り色(前景色)で、その他の下地部分は背景色で塗られます。
 
 

一度指定したパターンを解除して単純な色塗りに戻す場合は、パターン選択ウインドウの左下隅の■(塗りつぶし)を選択します。
 

エリア別にパターンを指定する場合は、エリアをクリックすると表示されるメニューで「パターンの指定」、あるいは、「背景色の指定」を実行します。
 
 ■ エリア別のパターン指定

 

塗り色の指定」と同様、ここで指定したパターンと背景色は、以降の塗り色(前景色)、パターン、背景色の既定値になります。
 
 
 ■ 色+パターンによる色塗りの例


 

 一括処理 
  エリアの色塗りを自動で実行するための「一括処理」機能を利用することができます。エリアの塗り色をワークシートで指定し、イッキに地図を塗り分けます。
 
 ■ 一括処理


 

 
 

「一括処理」のサブメニューから「一括処理シート作成」を実行します。一括処理用の新しいシートが挿入されます。
 

 
 ■ 一括処理シート

  
 

一括処理シート作成」は、地図シートがアクティブな状態で実行してください。
 

このシートが「一括処理シート」であることを識別するセルです。

処理対象の地図シートのシート名です。
エリアを塗る色(前景色)を指定する列です。
パターンを指定する列です。
パターンを指定しない場合は設定不要です。
 
パターンの背景色を指定する列です。
パターンを指定しない場合は設定不要です。
 
 ■ 一括処理シートの設定例(色塗りの場合)


エリアを塗る色を列Bに指定します。色の指定は、セルの塗りつぶしの色で指定します。
 

 
 ■ 一括処理シートの設定例(色塗り+パターンの場合)


エリアを塗るパターンは列Cに指定します。パターンの指定は、セルの書式設定の「パターン」で指定します。
 


背景色の指定は、セルの塗りつぶしの色で指定します。

 

 

 
データ値に応じた色で地図を塗り分けるような場合は、
機能400:セル値でセル色塗り」あるいは、「機能659:区分設定セル色塗り のご利用をご検討ください。
 
一括処理シートの色列に入力されたデータ値のランクに応じた色の設定を自動で行うことができます。
 
「機能400」による色の設定は次のように行います。
 

 @「機能400」で値の範囲(ランク)と対応する色を定義します。
 

 ■ ランクと色の定義


 A  一括処理シートの色列に処理するデータを入力します。
 
 ■ データの入力


 B「機能400」を実行してデータ値に応じた色でセルを塗ります。
 
 ■ セルの塗り分け


 C 一括処理を実行します。
 
 ■ 一括処理による地図の色塗り


※「機能659:区分設定セル色塗り」では、ランク(区分)数に応じた値の範囲を自動的に設定することができます。

 

一括処理シートの設定後、「一括処理」のサブメニューから「一括処理実行」を実行します。


 
一括処理シートの設定に従い、地図シートが指定された色とパターンで塗り分けられます。
 

「一括処理実行」は、一括処理シートがアクティブな状態で実行してください。

 
 オプション白地図の使用 
  地図グラフ用に提供しているオプション地図を使用する事により、他の地域の地図を使って 地図色塗りを実行することができます。
 
 

 

ご購入いただいたオプション地図(ファイル名は FFMAP_XXX.xls 、XXX の部分は地図名)をインストールフォルダにコピーします。
 

インストールフォルダにオプション地図が存在する場合、機能メニューに「ファイルから白地図の読み込み」メニュー項目が表示されます。
 
 ■ 機能メニュー


 

ファイルから白地図の読み込み」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ 白地図一覧



読み込む地図を選択後、[読み込み]ボタンをクリックします。
 

新しいシートが挿入され、指定した地図の画像が表示されます。
以降の操作は、日本地図の場合と同様です。
 
 ■ 東京都を市区町村で区分したオプション地図



オプション地図のご注文は こちら から
 



類似機能
機能422:アジア地図色塗り
機能426:ヨーロッパ地図色塗り
機能430:世界地図色塗り
機能445:アメリカ地図色塗り
機能476:Wordで地図色塗り  Word用アドインです
機能477:パワポで地図色塗り  PowerPoint用アドインです
機能678:白地図色塗り  当機能の後継バージョンアップ版です
関連機能
機能232:地図色塗り1
機能243:地図色塗り2
機能260:簡易地図色塗り1
機能412:プロット日本地図
機能486:日本地図棒グラフ
機能400:セル値でセル色塗り
機能659:区分設定セル色塗り


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2009.10.13/2010.11.16/2012.10.01/2014.11.24
/2015.11.20/2016.03.28/2017.06.11