図 形

機能432

 その場で!棒グラフ

セルのデータを使ってシート上に棒グラフを描きたい!

  セルのデータを使ってワークシート上に棒グラフを描画します。

 
北海道〜栃木の女子人口のデータを棒グラフにします
 ■ その場で!棒グラフ



 


  操作手順
  プロットメニュー
  機能メニュー
  グラフ仕様設定
  その他の仕様
  ・棒グラフの省略表示
  ・マイナスデータの取り扱い
 
 
 
 
 

  グラフ化するセル範囲を選択します。
 
■ グラフ化するセル範囲の指定


当機能では、最大20セルのデータをグラフ化することができます。


  機能メニューの[実行]をクリックします。
 
■ 機能の実行

 
セルを右クリックすると表示されるショートカットメニューから機能を実行
   することもできます。
 
■ ショートカットメニューから機能を実行
 


  グラフ表示の中心セルを指定するダイアログボックスが表示されます。
 
■ グラフ表示位置の指定


グラフ表示の中心セルを指定して[OK]ボタンをクリックします。


  で指定されたセルを中心に棒グラフが表示されます。
 
■ 棒グラフの表示


グラフ表示の中心位置に マークが表示されます。当機能では、このマークを「プロット」と呼び、グラフの仕様を指定したり、再描画の指示を行うときに使用します。

上記の手順の を繰り返すことにより、シート上にいくつでもグラフを表示することができます。 
 
 
 
 
 

 プロットメニュー 
プロットマーク をクリックすると、プロットメニューが表示されます。
プロットメニューには、グラフ単位での処理を実行するメニュー項目が表示されています。

プロットマークをクリックすると、グラフ作成の元になったセル範囲が選択状態になります。
 
 ■ プロットメニュー


 
 


 

グラフ描画 〜
 設定されているグラフ仕様に基づき、プロット単位でグラフを描画します。 
 


 

グラフ仕様設定 〜
グラフの色や形状等のグラフ仕様を設定します。
  
詳細は、機能メニューの「グラフ仕様設定」をご覧ください。
 


 

グラフ消去 〜 プロット単位でグラフを消去します。


 

グラフ選択 〜 プロット単位でグラフを選択状態にします。
  
機能を実行すると、グラフ及びグラフの付加表示(データ、グループ名、ラベルなど)が一括して選択状態になり、グラフの移動やコピーを行うことができます。
 
 ■ グラフを選択して移動
 
 
 


 

グループ名入力 〜
グラフの内容を表す文字データを入力します。
 
たとえば、グラフ化したデータの項目名などを入力します。この機能では、この文字データを「グループ名」と呼び、プロットマークの直下に表示します。
 
「グループ名入力」を実行すると、次のようなグループ名を入力するためのダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ グループ名入力
 

上図の例のようにグループ名として「女子人口」と入力した場合、グループ名は次のように表示されます。
 
 ■ グループ名の表示例
 

 


 

ラベル入力 〜 個々の棒グラフのデータの所属元を指定します。
 
たとえば、次のようなデータを用いて、北海道、青森、岩手の「女子人口」をグラフ化する場合、各データの所属元である都道府県名をラベルとして指定します。
 


ラベルは、次のように表示されます。
 
 ■ ラベル表示の例
 

プロットメニューの[ラベル入力]を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ ラベル入力
 

マウスでラベルのセル範囲を指定して[OK]ボタンをクリックすると、グラフにラベルが表示されます。

 


 

凡例表示 〜 作成したグラフの凡例を表示します。
 
 ■ 凡例表示


凡例は、タイトル、棒の色とラベルの対応、及び、2つのコメントで構成されています。タイトル、ラベル、及びコメントは自由に編集する事ができます。

グループ名があらかじめ指定されている場合は、グループ名がタイトルとして表示されます。
 
ラベルがあらかじめ指定されていない場合は、ラベルの位置に既定の文字(「データの説明n」)が表示されます。

凡例は、1シートに1つだけ表示することができます。
 
 ■ 凡例の編集



凡例をドラッグすることにより、表示位置を移動する事ができます。
 
 ■ 凡例の移動


 


 

プロット選択 〜 プロットマークを選択状態にします。
 
プロットマークの位置は、グラフ表示の中心になります。グラフ表示位置を変更する場合は、プロットマークを選択状態にしてドラッグするか、上下左右のカーソル移動キーを使 って任意の位置に移動します。
 


 

グラフ削除 〜 グラフを削除します。
 
 
 
 
 

 機能メニュー 
 
当機能のボタンをクリックすると、機能メニューが表示されます。
機能メニューには、全グラフに共通の処理を実行するメニュー項目が表示されています。
 
 ■ 機能メニュー


 


 

実行 〜
選択されているセル範囲のデータを使って棒グラフを描画します。グラフ表示の中心セルを指定すると棒グラフを描画します。詳細は、「操作手順」 をご覧ください。
 


 

グラフ仕様設定 〜
棒グラフの色や高さなどのグラフ仕様を設定します。
詳細は、「グラフ仕様設定」 をご覧ください。
 


 

プロットマーク表示 〜
全プロットマークの表示/非表示を制御します。
 


 

全図形選択 〜
アクティブシートの全図形オブジェクトを一括して選択状態にします。作成した棒グラフ全体をコピーしたり移動する場合に利用する事ができます。
 
 ■ 全図形選択


この機能で作成したグラフの画像をパワーポイントやワードで使用する場合の手順は、以下のページを参考にしてください。
 
  地図グラフの画像をパワーポイントで利用する方法
 


 

全グラフ再描画 〜
シート上に作成した全ての棒グラフを、現在設定されているグラフ仕様で再描画します。
 
 シート上の各グラフを異なるグラフ仕様で作成している場合は、各グラフのプロットメニューから「グラフ描画」を実行してください。

 


 

グラフ消去 〜 全グラフを一括して消去します。
 


 

グラフ削除 〜 全グラフを一括して削除します。
 
 
 

 グラフ仕様設定 
棒グラフの色や高さなどの仕様を設定する場合は、機能メニュー、または、プロットメニューの「グラフ仕様設定」を実行します。
 
 ■ 機能メニュー


機能を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ グラフ仕様設定 ダイアログボックス − 「表示仕様」タブ


棒の幅 、高さ、間隔の指定
棒の高さの適用値
棒グラフの形状
棒グラフの 表示方向
データ表示
適用値

 
 ■ グラフ仕様設定 ダイアログボックス − 「表示仕様」タブ


棒の色とパターンの指定
 

棒の幅 、高さ、間隔の指定 


棒グラフの幅、高さ、間隔は ボタンで指定します。



をクリックすると値を増減することができます。指定された値(単位はポイント)は、ボタンの左側に表示されます。
 
ここで指定される棒の高さは、 「棒の高さの適用値」で指定されたデータが描画される際の高さになります。



 

の「
棒の高さ」で指定された値を適用するデータを指定します。
 


たとえば、適用値を「最大値」(既定値)に指定した場合、グラフ化対象のデータのうち、最大値のデータが「棒の高さ」で指定された高さになり、その他のデータは、最大値を基準にして棒の高さが決まります。
適用値としては、「最大値」の他、「中間値」と「最小値」を指定することができます。

適用値の違いによる棒グラフの描画例を次に掲げます。

《例》 グラフ化するデータは600、400、200、棒の高さは 50 とします。
 
 ■ 適用値別のグラフ描画


  「適用値」が指定されている場合、ここでの指定は無視されます。

 

棒グラフの形状
を指定します。
 

 
 ■ 棒グラフの形状


 
棒グラフの表示方向
を指定します。
 

 
 ■ 棒グラフの表示方向


 
グラフ化したデータやグループ名、ラベルの表示に関する設定を行います。
 
 ■ データ表示の例


上記のデータ表示に対応する条件設定項目は次の通りです。



 
グラフ化データの表示nt size="3">グラフ化データの表示
グラフ化したデータの表示位置、表示方向、表示フォントを設定します。 



 
 ■ 表示位置の指定(表示方向=横)
 
 
 ■ 表示位置の指定(表示方向=縦)
 

 
グループ名、ラベルの表示フォント
グループ名とラベルの表示フォントを設定することができます。
 
グループ名とラベルは、グラフ表示の中心であるプロットマークを基点に表示されます。そのため、2つを同時に表示すると重なり合う場合があります。

表示フォントを設定する場合は、 ボタンをクリックします。次のようなフォント設定パレットが表示されます。
 ■ フォント設定パレット


[オプション>>]ボタンをクリックすると、フォント色を設定する画面が表示されます。
 


 
ユーザー定義の適用値を指定します。
通常、適用値はグラフ化するセル範囲のデータから自動的に算出されますが、この項目にデータを設定すると、 「棒の高さの適用値」の指定を無視し、ここで入力された値で、棒グラフの高さが計算されるようになります。
 


 
棒グラフの色とパターンは ボタンをクリックして指定します。



  色1 〜 棒グラフの前景色
  パターン 〜 棒グラフのパターン
  色2 〜 棒グラフの背景色

ボタンをクリックすると、次のようなウィンドウが表示されます。
 


 
 
 
 
 

 その他の仕様 
棒グラフの省略表示 
グラフ化するデータの内容、及び、指定した棒の高さや適用値によっては、棒グラフの全てを表示できない場合があります。特に、シートの上の方に位置するプロットにおいて、背の高い棒グラフを表示しなければならない時は、その先端がグラフ表示の限界位置(シートの1行目)を越えてしまいます。このような時、当機能では、下図のように棒グラフを省略して表示します。
 
 ■ 棒グラフの省略


 
マイナスデータの取り扱い  
マイナスデータは、プロット位置から下方向の棒グラフとして表示されます。
 
 ■ マイナスデータのグラフ表現


 
 
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類似機能
機能138:簡易棒グラフ
機能244:地図棒グラフ
機能276:プロット棒グラフ
機能427:どこでも!棒グラフ
機能486:日本地図棒グラフ
関連機能
機能412:地図地点プロット
機能417:積上棒グラフ作成


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2009.01.26/2017.06.13