地図グラフ

機能529〜575

 都道府県の市町村別地図色塗り

 

 市町村を塗り絵感覚で色分けしたい!


 当機能の説明は以下の地図色塗り機能の説明を兼ねています。下記機能をご利用の方は、「北海道」を各都府県名に読み替えてください。
 

機能529:北海道地図色塗り 〜 機能575:沖縄県地図色塗り
 
北海道の35の市をデータに基づいて色分けします。
 ■ エリアの色塗り



 

 
準備作業
エリアの色塗り
エリア名の表示
データ表示
凡例表示
クリップボードへコピー
エリア原点表示
パターン指定
一括処理
オプション白地図の使用
 
 
 
 
機能メニューの「白地図の読み込み」を実行して、アクティブブックに白地図を読み込みます。
 
■ 白地図の読み込み

   
 
  市町村に区分けされた白地図が読み込まれます。

 

白地図の読み込み」の実行時、シート名を指定するダイアログボックスが表示されます。白地図シートのシート名を入力してください。
白地図の読み込みを実行すると、データ表示用のシート(シート名は、白地図シート名+".DAT")も同時に作成されます。



 

 エリアに色を塗る方法は2つあります。

  複数のエリアに一括して色を塗る
 
複数のエリアを同じ色で塗る場合は、機能メニューで「塗り色の指定」を実行します。
 


次のようなダイアログボックスが表示されますので、色塗りするエリアにチェックを入れ、[色の選択]ボタンで塗り色の指定後に[適用]ボタンをクリックします。
 

 
 ■ 塗り色の指定


チェックされたエリアが指定された色で塗られます。
 

  地図上でエリアを指定して色を塗る
  

エリアをクリックするとポップアップメニューが表示されます。
 
 
 
既定の色でエリアを塗る場合は、ポップアップメニューの上から2番目の項目をクリックします。塗り色を指定する場合は、上から3番目の「塗り色の指定」を実行します。

 

色塗りしたエリアのエリア名(市町村名)を表示する事ができます。

  複数のエリア名の表示を一括して指定する
 
複数のエリア名の表示を一括して指定する場合は、機能メニューで「エリア名表示の指定」を実行します。



次のようなダイアログボックスが表示されますので、エリア名を表示するエリアにチェックを入れ、[適用]ボタンをクリックします。
 


チェックされたエリアのエリア名が表示されます。
 


 
フォントの設定
  エリア名の表示フォントを設定する場合は、[フォント設定]ボタンをクリックします。
 
 ■ フォントの設定


 
 
市、町、村の表示を省略する
  〜市、〜町、〜村の「市、町、村」の表示を省略する場合は、「市、町、村の表示を省略する」にチェックを入れます。
 
 ■ 市、町、村の表示を省略


 
 
 

  地図上でエリア名の表示を指定する
 
エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューで「エリア名表示」を実行します。
 

 

 

エリア名を消去する場合は、チェックが表示されている「エリア名表示」を再度クリックしてチェックを外します。
 



 

 データ表示 
  エリアに任意のデータを表示することができます。
 
データの入力方法
 


エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューの「データ」欄に表示するデータを入力します。
 
 ■ 表示データの入力

 
データ入力後は[Tab]、または[Enter]キーを押して入力を確定してください。
入力したデータは、「地図シート名+.DAT」というシートに保存されます。
 

機能メニューの「白地図のコピー」を実行すると、白地図シートとともに、データ入力用のシートが自動的にコピーされます。
このシートにエリアに対応したデータを直接入力することもできます。
 
 ■ データ入力用シート

  
データ入力用シートのシート名は、「地図シート名+.DAT」になります。

 
データの表示
 
エリアをクリックすると表示されるポップアップメニューの「データ表示」にチェックを入れると、データが表示されます。
 
 ■ データの表示指定

 
データの表示フォントの設定は機能メニューの「データ表示の指定」で行います。

 
データ表示の指定
 
データの表示/非表示の設定を一括して行う場合は、機能メニューの「データ表示の指定」を実行します。
 
 ■ 機能メニュー


データ表示の指定」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
 
 ■ データ表示指定ダイアログボックス

 


 

データ表示のON/OFF(表示/非表示)を指定します。
全てのエリアを一括してON/OFFする場合は、[全て選択]ボタン、または[全て解除]ボタンを使います。
 

データ表示のフォントを設定する場合は、[フォント設定]ボタンを使います。
 

データ表示に関する設定を適用する場合は、[適用]ボタンを使います。
 
 ■ データ表示の例(データのみ表示)

 
 ■ データ表示の例(エリア名+データの表示)


 

 凡例表示 
   
色の意味を説明する凡例を表示する事ができます。機能メニューの
凡例表示」を実行すると、次のような凡例のテンプレートが表示されます。
 

 
 
  凡例のテンプレートが表示されます


凡例の文字の部分は、Excelのテキストボックスを使って作成されていますので、自由に記述内容を変更することができます。テーマやコメントが不要な場合は、削除してください。
 
テンプレートを編集して作成した凡例のサンプルを次に掲げます。
 


 

 クリップボードへコピー 
作成した地図グラフの画像をクリップボードへコピーする場合は、機能メニューの「クリップボードへコピー」を実行します。
 
 
 ■ クリップボードへコピー


コピーした地図グラフの画像は、ワードやパワーポイントなどの他のアプリケーションに貼り付けることができます。
 
 

 

 
この機能で作成した地図の画像をパワーポイントやワードで使用する場合の手順は、以下のページを参考にしてください。
 
地図グラフの画像をパワーポイントで利用する方法
 

 エリア原点表示 
  「エリア原点」の表示/非表示を行う場合は、機能メニューの
エリア原点表示」をクリックします。
 
 ■ エリア原点表示


「エリア原点」とは、エリアの中心位置を示す点であり、エリア名、及び、データを表示する際の基準点になります。エリア原点を移動することにより、指定された任意の位置にエリア名 、及びデータを表示する事ができるようになります。
 
 ■ エリア原点


エリア原点を移動する場合は、「エリア原点表示」を実行して、非表示になっているエリア原点を表示し、原点を選択してから任意の位置にドラッグします。この時、エリア原点が選択しやすいように、エリア名は非表示にしておくとよいでしょう。

 
 

 パターン指定 
  エリアの色塗りにパターン(柄)を指定する場合は、塗り色の指定ダイアログボックスの「パターン」の箇所を操作します。
 
 ■ パターン指定

 
 

パターンの選択]ボタン をクリックすると、上記の右上のようなパターン選択用のウィンドウが表示されます。
 

背景色の選択]ボタン を押すと、右下のような色選択用のウィンドウが表示されます。パターンと背景色の両方を指定することにより、より多彩な表現を行うことができます。
 
 

パターンの柄部分は塗り色(前景色)で、その他の下地部分は背景色で塗られます。  

一度指定したパターンを解除して単純な色塗りに戻す場合は、パターン選択ウインドウの左下隅の■(塗りつぶし)を選択します。
 

エリア別にパターンを指定する場合は、エリアをクリックすると表示されるメニューで「パターンの指定」、あるいは、「背景色の指定」を実行します。
 
 ■ エリア別のパターン指定

 

塗り色の指定」と同様、ここで指定したパターンと背景色は、以降の塗り色(前景色)、パターン、背景色の既定値になります。
 
 
 ■ 色+パターンによる色塗りの例


 

 一括処理 
  エリアの色塗りを自動で実行するための「一括処理」機能を利用することができます。エリアの塗り色をワークシートで指定し、イッキに地図を塗り分けます。
 
 ■ 一括処理

 


 

 

「一括処理」のサブメニューから「一括処理シート作成」を実行します。一括処理用の新しいシートが挿入されます。
 

 
 ■ 一括処理シート

  
 

一括処理シート作成」は、地図シートがアクティブな状態で実行してください。
 

このシートが「一括処理シート」であることを識別するセルです。

処理対象の地図シートのシート名です。
エリアを塗る色(前景色)を指定する列です。
パターンを指定する列です。
パターンを指定しない場合は設定不要です。
 
パターンの背景色を指定する列です。
パターンを指定しない場合は設定不要です。
 
 ■ 一括処理シートの設定例(色塗りの場合)


エリアを塗る色を列Bに指定します。色の指定は、セルの塗りつぶしの色で指定します。
 

 
 ■ 一括処理シートの設定例(色塗り+パターンの場合)


エリアを塗るパターンは列Cに指定します。パターンの指定は、セルの書式設定の「パターン」で指定します。
 


背景色の指定は、セルの塗りつぶしの色で指定します。
 

 

 
データ値に応じた色で地図を塗り分けるような場合は、
機能400:セル値でセル色塗り」のご利用をご検討ください。
 
一括処理シートの色列に入力されたデータ値のランクに応じた色の設定を自動で行うことができます。
 

 @ 「機能400」で値の範囲(ランク)と対応する色を定義します。
 

 ■ ランクと色の定義


 A  一括処理シートの色列に処理するデータを入力します。
 
 ■ データの入力


 B 「機能400」を実行してデータ値に応じた色でセルを塗ります。
 
 ■ セルの塗り分け


 C 一括処理を実行します。
 
 ■ 一括処理による地図の色塗り


 

一括処理シートの設定後、「一括処理」のサブメニューから「一括処理実行」を実行します。
 

 
一括処理シートの設定に従い、地図シートが指定された色とパターンで塗り分けられます。
 

一括処理実行」は、一括処理シートがアクティブな状態で実行してください。

 
 オプション白地図の使用 
地図グラフ用に提供しているオプション地図を使用する事により、他の地域の地図を使って 地図色塗りを実行することができます。
 
 
 
 

ご購入いただいたオプション地図(ファイル名は FFMAP_XXX.xls 、XXX の部分は地図名)をインストールフォルダにコピーします。
 

インストールフォルダにオプション地図が存在する場合、機能メニューに「ファイルから白地図の読み込み」メニュー項目が表示されます。
   
■ 機能メニュー
 

 

ファイルから白地図の読み込み」を実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
  
■ 白地図一覧
 

 読み込む地図を選択後、[読み込み]ボタンをクリックします。
 

新しいシートが挿入され、指定した地図の画像が表示されます。
以降の操作は、当機能と同様です。
 
■ 東京都を市区町村で区分したオプション地図
 

  オプション地図のご注文は こちら から
 


類似機能
機能377:日本地図色塗り
機能422:アジア地図色塗り
機能426:ヨーロッパ地図色塗り
機能430:世界地図色塗り
機能445:アメリカ地図色塗り
機能476:Wordで地図色塗り  Word用アドインです
機能477:パワポで地図色塗り  PowerPoint用アドインです
 
機能530:青森県地図色塗り 〜 機能575:沖縄県地図色塗り
 
関連機能
機能232:地図色塗り1
機能243:地図色塗り2
機能260:簡易地図色塗り1
機能412:プロット日本地図
機能486:日本地図棒グラフ
機能576:北海道地図棒グラフ 〜 機能622:沖縄県地図棒グラフ
 


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2012.10.02/2015.10.22/2016.03.31